2024年の10月8日に大型拡張パック”憎悪の器”がリリースされるのもあって、シーズン3のあまりの出来の悪さに終盤退場したDiablo4に久しぶりに復帰した筆者。

復帰はシーズン5真っ只中（8月7日スタートなので寧ろ終盤）で、そこからキャラクタービルド・ウーバーユニーク集めとハイペースで行ってようやくエンドコンテンツ入口に追いついた感はある。

現在はウーバーユニーク2種が揃ったので、最終ビルド用に必須となるウーバーユニークのアンダリエルの面を狙ってトーメントボス狩り（Lv200）や奈落（現在ティア100手前）での装備強化を楽しみつつ、予約購入済みの憎悪の器のリリースを待っている状態だ。

今からでもシーズン5は楽しめる

上記の通り数日でエンドコンテンツを楽しめる所まで持って来た訳だが、プレイしていて感じたのは”シーズン3が何だったのかと思う程シーズン5が面白い”という点。

具体的にはシーズン4で追加された名工品制作が好感触で、自分の手で装備を作り上げてキャラクタービルドするというシステムが面白い。

システム周りも大幅にテコ入れされており、こんなに面白いならもっと早く（シーズン4中）に復帰しておけば良かったと思った。

これは復帰プレイヤーに刺さるかも

という事で、今回は過去シーズン（特にシーズン3）で離れた復帰プレイヤー向けに”今からDiablo4シーズン5を楽しむ為のビルド”を解説する記事を書こうと思う。

筆者の様にシーズン3が面白くなくて離れた人も、シーズン5はかなり面白い・変わっているので、是非復帰してシーズン6や拡張パックに備えて欲しい。

なお、筆者はローグ専門なので、今回解説するビルドは実際に筆者が使用しているシーズン5仕様の速射ローグビルドだ。

ビルドの参考にしたサイト

今回のビルドは以下のサイトのビルドを翻訳・アレンジを加えたものになる。よりローグのビルドを楽しみたい人はこちらも併せてチェックして欲しい。

• Diablo 4 Rogue Builds – Season 5 Endgame and Leveling Guides
• Best Rogue Builds for Diablo 4

シーズン5：速射ローグビルド概要

筆者はローグ専門という事で、貫通射撃ビルドや一斉射撃ビルドやハートシーカービルドも一通り作ってみたのだが、やはりバランスや構築のし易さで考えると速射ビルドに軍配があがると思う。

高い範囲殲滅力に加えてデバフから一気にボスHPを削り切れる瞬間火力を持ち、装備を揃える難易度も低い。

必須装備となるのは指輪のならず者の接吻（ユニーク）と繰り返す化身程度で、ダメージソース的に一斉射撃ビルドから殆どの部分を流用する事も出来る汎用性も持っている。

ならず者の接吻は雑魚ボスで有名なジアが高確率ドロップし、ジアと戦う為に必要になる絶妙なる血はヘルタイドで血の乙女を狩っていれば勝手に沢山集まるので素材集めの流れに無駄も無い。

立ち回りも超簡単

冷気の注入後に串刺し3回からの速射というのが攻撃のワンセットになる。ボス戦では煙幕による眩暈のダメージアップがこれに追加されるが、操作は簡単で高速殲滅の爽快感もあるビルドだ。

冷気の注入を定期的に使用する事、ボス戦では煙幕をクール後即使用してなるべく早く眩暈状態にしてまとまったダメージを与える事の2点だけ意識しておけばいい。

シーズン5：速射ローグビルド（装備）

武器

武器で必須なのは繰り返す化身で、これで速射の攻撃範囲を広げてパワーアップさせる。

スカイハンターと断罪のセットはヴァーシャンの残響（通常）で祖霊ユニークを厳選。後は奈落を周回してこの2つのユニークを鍛えていく。

武器に装着する宝石はクリティカルダメージアップのエメラルド。

防具

このビルドではローグの生命線となるダークシュラウドをスキルセットしない（出来ない）ので、影なる者の化身の効果で使用する。

鎧を影なる者の化身にする場合、ズボンはティーボルトの意思（ユニーク）がお勧め。

ただ、鎧は最終装備がティラエルの威力となるので、トーメントボス狩りが見えてきたらズボンを影なる者の化身にして鎧は適当に耐久力を盛れる防御や腕力の化身に移行、ティラエルの威力のドロップを待つ方がいい。

名もなき者の頭巾はかなり強化された

筆者はハーレクインの紋章をLv100デュリエル初戦ドロップというヒキを見せたので活躍の場は無かったが、兜の名もなき者の頭巾（ユニーク）はアップデートによって使い易くなっている。

宝石は防具にはHPアップのルビー・アクセサリーには全耐性アップのダイヤモンドが鉄板だが、ティラエルの威力が手に入った場合は耐性値はティラエルの威力のみで確保出来るので、ダイヤモンドを頭蓋骨に変更して防御力を底上げする。

指輪とブーツも変更前提のリストアップ

指輪の黒点を司る化身もユニーク武器のスカイハンターが手に入るまでの繋ぎで、手に入り次第強欲の化身に切り替えていこう。

ブーツも最終的にはダメージアップを見て意識霞む痛撃の化身にしたいので、機動力の化身はこの装備厳選を行う際の繋ぎ装備になる。

シーズン5：速射ローグビルド（スキル）

基本

構成

• 串刺し+1→強化+1→原理+1

コア

構成

• 速射+5→強化+1→発展+1
• 頑丈+3→吸収攻撃+3

神速

構成

• シャドウステップ+1→強化+1→+統制1
• 鉄菱+1→強化+1→統制+1
• 武器の達人+3
• 不安定なエリクサー+3→不意打ち+3

遁走

構成

• 煙幕+1→強化+1→+逆襲1
• ダークシュラウド+5→強化+1→逆襲+1
• 搾取+3→悪意+3

注入

構成

• 冷気の注入+1→強化+1→混合+1
• 氷結の手腕+3

奥義

構成

• 神経支配+1→追い風+3

重要パッシブ

構成

• 精度+1

カテゴリーはコンボポイントを選択。

シーズン5：速射ローグビルド（パラゴン）

全体図

1枚目

グリフソケット

• 利口

2枚目：手業のコツ

グリフソケット

• 制御

3枚目：不気味な報酬

グリフソケット

• —

4枚目：弱点の活用

グリフソケット

• 戦闘

5枚目：狡猾なる企み

グリフソケット

• —

6枚目：致死的な奇襲

グリフソケット

• レンジャー

7枚目：卑劣な手管

グリフソケット

• 流れ技

総括

シーズン3があまりにも抜けた調整だったので、エンドコンテンツまではプレイしたもののやり込みはしなかったのだが、Blizzardも流石に悟ったのかシーズン5はDiabloらしいハクスラの面白さをしっかり盛り込んできた様に思える。

シーズン5のローグ

ローグは過去シーズンに比べて大幅に強化されており、特に防御・耐久面の強化が著しい。昔に比べると本当に死ににくくなったと思う。

ビルドに関しては一時期強ビルドだったツイストブレードビルドが派手に弱体化された（それでもまだやれる）位で、他のビルドは軒並み強化が入ってより強力になっている。

新ユニークや旧ユニークの調整で同じビルドでも過去と大分スキル振りが異なったり（特にパッシブ関係）、当時は見向きもされなかったユニークに光が当たったりというのも面白い。

まだまだシーズン5は間に合う・楽しめるので、今回の記事が復帰の手助けになれば幸いだ。