author:aoto
2023.12.09

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2023年の年始からずっと時計を新調しようしようとしていたものの、欲しい時計が色々とあって沼っていた筆者。

時を同じくして所持している時計の売却整理も同時進行しており、昔購入したものの筆者が着けると”その筋の人”になってしまう・人気による価格高騰も相まって全く着けなくなったロレックスのデイトナ等を売却整理したりもしていた。

その整理の中で、おおよそ20年位前に購入したタグホイヤーのリンクが出てきたのだが、元々リーズナブルな価格でしっかりした時計を作ってるタグホイヤーが好き・今見ても古さを感じないデザインだったのもあって久しぶりに着けてみる事に。

タグホイヤーといえばカレラが人気だが、筆者はS字バンドを継承したリンクを推している。

自動巻きなのでずっとワインディングマシンに入れて保管していたのだが、購入後年月が経っているので念の為にオーバーホールにも出した。

それが帰ってきたので、洗浄やコーティングを行おうと思ったのが今回シュアラスターの腕時計コーティングクリーナー Purify Timeを購入した動機だ。

前フリが長くなってしまったが…

さて、上記の通り今回はシュアラスターの腕時計コーティングクリーナーのPurify Timeの使用レビュー記事を書いていきたいと思うが、シュアラスターはカーワックスをはじめとする洗車用品の老舗メーカーである。

筆者もカーワックスでお世話になったクチ・品質は理解しているので、シュアラスターというだけで久しぶりのパッケージ即買いをキメてしまった。

使用感

本体・クロス・説明書と内容物はシンプル。

基本的な使い方は付属のクロスに本体を5プッシュ程度吹き付け、それで時計を磨いた後に吹き付けていない箇所で乾拭きを行う。

成分が沈殿するので使用前に本体を良く振って撹拌する必要があるのだが、使用自体は簡単で失敗する心配(スプレー範囲が意外と広い点には注意)も無い。

時計の防水機能がしっかりしているのであれば、わざわざクロスに吹き付けるよりも本体に直接吹き付けてから拭き取る方法でも問題無いと思う。

使用前と使用後の比較

元々綺麗に使っていたので効果がわかりにくくて申し訳ないが、全体的に光沢が出て輝きが増した様に見える。

この商品はコーティング クリーナーという事で、研磨剤の様に表面を削って綺麗にするといった事は無いので、表面のキズは消える事は無い。

クリーナーとしては表面に付着した汚れを拭き取る程度なので、クロスで拭きにくいベルトのコマの間等は汚れが残りやすい。

こちらもわかりにくくて申し訳ないが、赤枠で囲った拭き取り箇所が黒ずんでいるのが見えるだろうか。

洗浄力は無いわけではないが、カーワックスと同様に事前に超音波洗浄機等でクリーニング後にPurify Timeコーティングを行う方が効果は実感し易いだろう。

コストパフォーマンス

本体定価は3,850円と高めだが、コーティングは1ヶ月に1回程度の頻度で問題無い・よく伸びるので直接大量に吹き付けを行う等の大量消費をしなければ持ちも良いと思う。

総括

コーティングがどれ位持つのかはまだわからないが、コーティングしてみた感じ手触りがサラッとして輝きが増し、(写真ではわかりにくいが)ヘアライン仕上げのバンド部分は光沢に深みが出た。

筆者は元々1ヶ月に1度位の頻度で時計を超音波洗浄機でクリーニングしているので、そこにPurify Timeのコーティング仕上げをしてしばらく使ってみようと思う。