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今回は今更ながらDiablo4のシーズン5ローグの最強ビルドであるアンダリエルの面ビルドの解説記事を書きたいと思う。
このビルドは解説自体は色々なサイト・動画でされているが、細かい装備厳選や必須特性について書かれた記事がないので、今回筆者が作成した(作成中)アンダリエルの面ビルドでこの点を解説する。
ビルドの参考にしたサイト
このビルドは装備の名工品制作・焼戻といった補正部分が重要になるので、今回の記事ではそういった部分を中心に解説・スキルやパラゴンの振り方に関しては省略している。
パラゴンやスキル振りに関しては上記サイトの物と全く同じなので、パラゴンとスキル振りは上記サイト(Gear and Skills項目・Paragon項目)を参照して欲しい。
ビルドの概要
アンダリエルの面ビルドは、名前の由来ともなっているウーバーユニーク装備のアンダリエルの面の固有効果である”ポイズン・ノヴァ”でダメージを与えるビルドだ。
ボス戦ではデストラップ(奥義スキル)やポイズントラップも併用・一斉射撃を近距離から高速で打ち込んでポイズン・ノヴァを発生させて一気にHPを削っていく接近戦型の攻撃的なビルドとなっており、シーズン5ローグビルドの中でも最強ビルドと言える強さを持っている。
このビルドはポイズン・ノヴァの火力に目が行きがちだが、実は一番の強みはそのローグらしからぬ耐久力にある。
耐久力がわかりやすい獄炎軍団のプレイ動画
今回は記事用に普段周回している獄炎軍団のティア7(時間効率的な意味で8よりも7を周回している)の動画を撮影してきた。
ベースライフが3万オーバー(筆者は37,474)とローグのビルドの中では高いのもあるが、高い回避率とスキルの追い風による障壁等の影響から総合的な耐久力が非常に高くなっている。
追い風の障壁はライフ最大値依存なので、このビルドとの相性は抜群。
この耐久力から一発即死級のダメージを直撃したりしなければ倒される事はまず無く、一昔前は一発即死が当たり前だった紙装甲のローグとは思えない耐久力となっている。
ビルドの装備厳選
このアンダリエルの面ビルドは入手難易度の高いウーバーユニークのアンダリエルの面さえ手に入れてしまえばビルド構築難易度は高くないように思われている。
アンダリエルの面以外のウーバーユニーク2種(ティラエルの威力・星無き空の指輪)も代替装備はあり、勿論あれば強いが必須クラスでは無い。
ただ、その代替装備や最終装備となるレジェンドの特性厳選や名工品制作強化・焼戻厳選がこのビルドはものすごく大変なのだ。
以下でそれを解説していきたいと思う。
弓の厳選
弓は攻撃間隔からボウガンよりも弓の方がビルドとの相性が良い。これに焼戻で一斉射撃の投射体数アップとダークシュラウドの影1つあたりのダメージアップ特性を付与する。
意外とボウガンを使っている人を見るが、弓の方がビルドとの相性はいい。
化身は持続ダメージ(毒)効果を高める忍び寄る死の化身一択で、これベースに更に名工品制作強化でダークシュラウドの影1つあたりのダメージアップ特性を集中強化していく。
片手武器の厳選
片手武器の片方はトーテム生成で必須のユニーク装備となるアンブラクラクスで確定、もう1本は毒溜まりを作る上で必須となる飛び散る毒の化身のダガーになる。
秒間攻撃回数から剣よりもダガーの方がいい。
弓と同様にこちらも焼戻で一斉射撃の投射体数アップとダークシュラウドの影1つあたりのダメージアップ特性を付与、名工品制作強化でダークシュラウドの影1つあたりのダメージアップ特性を強化していく。
鎧の厳選
鎧はウーバーユニークのティラエルの威力が最終装備となるが、無い場合はとばりの化身の鎧で代用、焼戻は総防御力と幸運の一撃関係の特性(凍結orスタン確率)を付ける。
腕装備の厳選
アンダリエルの面ビルドの場合、腕装備は幸運の一撃発生率からユニーク装備の運命の拳一択となるのだが、この幸運の一撃発生率の最小値と最大値の差が1.4~72.5%と非常に大きい。
幸運の一撃発生率の幅が広く厳選が難儀。
まず幸運の一撃発生率で70%程度の高い数値を持っている事が最低条件で、それを更に名工品制作強化で数値を高めていく。
これだけでも強さは全然変わってくる
上の筆者の運命の拳はコレしかないので使用しているゴミ補正・現在絶賛ドロップ厳選中だが、高い幸運の一撃発生率をドロップさせた上で更に運ゲーの名工品制作強化で3回幸運の一撃発生率強化を引かなければならないのはかなり大変だ。
後述する首飾りとこの運命の拳厳選は影響が大きい部分なので妥協せず厳選したい。
ズボンの厳選
ズボンに関しては化身はダークシュラウドを発生させる事が出来る影なる者の化身一択。これに幸運の一撃で確率で凍結・追い風+の特性を焼戻する。
ローグでは毎度お世話になる化身。使用しないビルドは無いと思われる。
追い風は上記の通りアンダリエルの面ビルドにおける耐久力の要となる重要スキルなので、付けられる所にしっかり付けてレベルを上げておきたい。
ブーツの厳選
ブーツに関しては化身は毒ダメージを高める為の有害なる氷の化身、焼戻は幸運の一撃で確率スタンと移動速度アップ特性を付ける。
アンダリエルの面ビルドは特性上幸運の一撃絡みの状態異常付与と非常に相性が良いので、付けられる部位にはこの特性を優先的に付与していく。
首飾りの厳選
大変な厳選作業の中でも個人的に一番大変だと思っているのが首飾りの厳選になる。
まず必須になる特性はアンダリエルの面ビルドにおいて最重要スキルとなる錬金術の恩恵のスキル+特性で、名工品制作強化も当然この強化に全て回したいのだが、錬金術の恩恵+特性持ちの首飾りがまぁ落ちない。
残りの特性もなまじ幅広いのが仇に…
更に他2つの特性も敏捷+といったアンダリエルの面ビルドに適したものである必要もあるので、場合によっては秘術師で特性の入れ替えを行ったりという事も必要になる。
ちなみに焼戻は罠のクールダウン短縮(ポイズントラップのみでも可)とダークシュラウドの影1つあたりのダメージアップ特性を付け、化身は持続ダメージ強化系の避けがたき運命の化身一択だ。
指輪の厳選
指輪は本来のアンダリエルの面ビルドであれば上記の通り星無き空の指輪が最終装備となり、もう片方が一斉射撃強化の目にも留まらぬ化身を持った物になる。
筆者は星無き空の指輪を持っていないので星明かりの化身の指輪で代用しているが、指輪には焼戻でダークシュラウドの影1つあたりのダメージ特性を付与したい。
そしてこちらも名工品制作強化でこれを3回強化出来る事が理想になる。
化身と焼戻のまとめ
武器
弓 | 忍び寄る死の化身 |
---|---|
一斉射撃の投射体を2回使用する確率+ | |
ダークシュラウドの影1つあたりのダメージ+ |
片手1 | アンブラクラクス(ユニーク) |
---|
片手2 | 飛び散る毒の化身 |
---|---|
一斉射撃の投射体を2回使用する確率+ | |
ダークシュラウドの影1つあたりのダメージ+ |
防具
兜 | アンダリエルの面(ウーバーユニーク) |
---|
鎧 | とばりの化身 |
---|---|
総防御力+ | |
幸運の一撃:確率で凍結orスタン |
腕 | 運命の拳(ユニーク) |
---|---|
※名工品制作強化で幸運の一撃確率を強化(3回) |
ズボン | 影なる者の化身 |
---|---|
追い風+ | |
幸運の一撃:確率で凍結 |
ブーツ | 有害なる氷の化身 |
---|---|
移動速度+ | |
幸運の一撃:確率でスタン |
アクセサリー
首飾り | 避けがたき運命の化身 |
---|---|
※首飾りには錬金術の恩恵のスキルレベル+特性が必須。 | |
罠のクールダウン短縮 | |
ダークシュラウドの影1つあたりのダメージ+ |
指輪1 | 目にも留まらぬ化身 |
---|---|
確率でプライマリリソースを回復 | |
ダークシュラウドの影1つあたりのダメージ+ |
指輪2 | 星明かりの化身 |
---|---|
毒の注入の持続+ | |
ダークシュラウドの影1つあたりのダメージ+ |
総括
アンダリエルの面ビルドはこういった具合で装備厳選が非常に大変な分強力というビルドとなっているのだが、このビルドが恐ろしいのは未完成でも結構強いという部分だ。
最低限アンダリエルの面を装備して必須となっている化身の装備さえ用意出来れば割と強さを出せてしまう。
実際筆者もまだ未完成・運命の拳が上記の様なゴミ性能だがエンドコンテンツの周回には全く支障がないし、今よりももっと装備が整っておらず強化も進んでいない状態で奈落のティア100を余裕でクリア出来てしまった。
次シーズンはどうなるかわからないが、今シーズンはエターナル行きになるまでこのアンダリエルの面ビルドの厳選を突き詰めたいと思う。